2014年度の特徴
影絵プロジェクト初めての地方公演を行いました。震災の被害から復興中の東北開催もあったため、作品の内容については視察でうかがった状況を考え、慎重に検討しました。「星うつし」というテーマをもとに、実際にうつしながら抽象的な作品づくりをする班と、オリジナルシナリオによる班に分かれての制作でした。
梯子をループで動かす、万華鏡や手の影を積極的に使うなど、新しい表現にも挑戦しました。また、音楽の生演奏を学生主導で行えたことが、これまでには無い大きな成果でした。公演では観客の子供達が大きな声をあげて喜んでくれたことで、スクリーンを挟んで演じている学生たちがよりライブ感を感じることができ、作品を高めてくれました。
授業活動記録
5月5日:視覚表現研究家の松本夏樹氏を大学にお迎えし、明治時代の幻燈と手回しアニメーションの鑑賞。
5月19日:ロバの音楽座アトリエ訪問
松本雅隆氏による古楽器の解説を聞き、古楽器の音色に合わせて影絵を即興で映しました。また、新聞紙を使った交響曲を奏でるワークショップを体験。
6月22〜24日:陸前高田視察
地元の方にご案内いただき、市内各所を視察しました。
9月15日
物語班:シナリオに合わせたイメージ画を制作していきます。
10月27日
抽象班のテスト。抽象的な表現はとにかく映してみることから始まります。
公演&ワークショップ
フライヤーデザイン:井上愛子
イラスト:GUJIE
11月22日『相原公演』当麻田自治会館
11月30日『石巻公演』IRORI石巻
11月30日『陸前高田モビリア公演』オートキャンプ場モビリア仮設住宅内 北集会所
12月1日『陸前高田市立気仙小学校』
12月1日 陸前高田視察〜桜ライン311 岡本代表との会談
12月15日『東京造形大学附属美術館公演』
パンフレット
パンフレットデザイン:岩下朝紀さん