佐野での公演について
2023年度の影絵公演は、八王子市に続き栃木県佐野市で開催します。
佐野といえば佐野ラーメンや田中正造の功績などが知られていますが、佐野の周辺は、かつて「天明」と呼ばれていました。
千利休や織田信長が使用した天明(天命)鋳物の茶釜が有名で、現在も名品が生み出し続けられています。
影絵プロジェクトは6月に現地調査を行い、例幣使街道で八王子とも繋がる長い歴史をもつ佐野の文化を新たな視点でとらえた新作『天明影絵綺譚—消えた三日月』を制作しました。
Hachioji影絵プロジェクト影絵公演『天明影絵綺譚—消えた三日月』
公演日:2023年12月9日(土)
会場:万葉の里・城山記念館
住所:佐野市若松町504(城山公園内)JR佐野駅から徒歩2分
種板制作ワークショップ「影絵を描いてみよう」:14時〜15時
影絵公演:開場16時半、開演17時(〜18時)
入場無料
音楽:シューヘイ
朗読:日与津十子
『天明影絵綺譚—消えた三日月』あらすじ
ある夜、佐野の街から月と星がなくなってしまう。困った人々のために鋳物師たちが美しい三日月を鋳造し、櫓の上に掲げた。旅をしていた玉川文蝶がそこへやってきて、写し絵で夜空を取り戻す提案をする……。佐野でのフィールドワークから生まれた新作の影絵作品です。
種板制作ワークショップ「影絵を描いてみよう」
写し絵で使う絵を描きます。描いた絵は公演で実際に登場します。年齢を問わずどなたでも参加できます。
定員:15名 参加無料
参加学生
汪飛宇、曹岳川、谭颖婷、董又旖、葉栩航、陶最、葉雨双、張沐雨、付承翔、劉雨晨
協力
遠藤紀子、永倉ふみ子、(公財)佐野市民文化振興事業団、若林鋳造所、佐野ケーブルテレビ
フライヤーデザイン : 谭颖婷、葉栩航
フライヤー描画 : 陶最、葉雨双
お申し込み・お問い合わせ
https://kagee.zokei.ac.jp/contact
佐野へのアクセス
東北新幹線とJR両毛線を使えば、東京駅~小山駅~佐野駅まで最速約80分。また、東武鉄道の場合、伊勢崎線と佐野線経由で、北千住駅~館林駅~佐野駅まで最速約75分でアクセス可能です。