中国影絵(皮影戯・ピーインシー)ゲスト公演開催

大学院Hachioji影絵プロジェクトでは、中国影絵(皮影戯)の劇団を迎え、特別公演と体験ワークショップを開催いたします。
東京造形大学の関係者であれば、どなたでも参加できます。

中国の影絵劇【皮影戯・ピーインシー】は、2011年にユネスコの人類の無形文化遺産リストに登録されました。動物の皮をなめして作られた精緻な人形が、舞台上で色あざやかな光と影を映し、繊細に、また大胆に動き、とても美しいものです。

中国でも影絵劇を気軽に観られる場所は少なく、大変貴重な機会ですので、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。皆様のお越しをお待ちしています。

公演は長く中国影絵に携わっている路連達先生と、上海在住の日本人を含むお母さんがたのボランティア団体「上海花影社」のみなさんです。

日時:2017年7月18日(火)16:40-19:00
場所:東京造形大学7号館地下スタジオ
入場無料

<<出演者のご紹介>>
路連達(ろ れんたつ)/演出・影絵・美術
中国伝統民芸、影絵の第一人者、路(ルー)家影絵――旧王家影絵劇団の六代目継承人であり、世界無形文化遺産北京影絵の数少ない伝承者でもあります。1957年には毛沢東主席たちの前で、伝統的影絵劇『鶴と亀』『蛤と鷺の争い(漁夫の利)』を演じ、欧米などへの海外公演ツアーも行ってきました。1988-90年には1年半にわたる日本ツアーを行い、北海道から沖縄まで「孫悟空」の影絵を計500回以上も演じました。

上海花影社(しゃんはいかえいしゃ)
上海在住の日中のお母さんボランティアにより結成されたアマチュア影絵劇団です。後世に影絵をしっかりと伝承することに力を尽くし、より多くの子供たちに自分の目でこの古き良き伝統民芸を楽しんで見てもらうことを目的として勉強を続け、活動しています。2013年5月から現在に至るまで、60余りの学校・幼稚園・公演会場等で計80余回、1万人以上の観客に影絵を実演してきました。
総顧問:路連達先生。

宣伝デザイン:崔菁南、李彦佩