2017年6月6日、下中菜穂さんをゲスト講師に迎えて「紋きり遊び」を体験しました。
下中菜穂さん。東京造形大学の講師であり、造形作家、もんきり研究家、など多くの活動をされていらっしゃいます。
リンク:エクスプランテ
折りたたんだ紙にハサミをいれると・・
不思議な文様が現れました。
これは「紋切り遊び」という、江戸時代にはじまる切り紙あそびです。
なんとなくこういった発想が写し絵にも活かされている気がします。
下中先生はさまざまな「紋」を研究されていて、蕎麦猪口の文様や、「窓花」という中国の切り紙も見せていただきました。
そのなかでも「たてもの文様」は、建物を抽象的に文様化して見てみる「町の中のデザイン探し」に繋がります。
今年のテーマである山梨県西桂町を下見をするのに活用できそうです。
建物の部分を写した写真を切り抜いてデザインだけを取り出します。
光をかざすと文様がシルエットで浮かび上がります。
即興のシルエットインスタレーション!
風呂で映し出した「影絵」とのコラボレーション。背景にも使えそうです。