6月18日、19日と1泊2日で、山梨県西桂町に下見に行って来ました。
八王子からJRと富士急行線を乗り継いで三つ峠駅まで向かいます。
三つ峠駅では今回お世話になる、西桂町地域おこし協力隊の寺田哲史さんと待ち合わせしました。
西桂町は自然豊かで、町中のいたるところに用水路があり、まるで水の上に浮かんだ町のような印象すらありました。
案内していただいた「穴口用水」水がブルーです!きれい。
日が暮れて来て、風呂(映写機)を持って散歩がてら近所を歩きながら、路上幻燈を行います。
邨社浅間神社に行ってみました。
ここもきれいな湧き水が流れています。
絵を写すと、かすかに見えます。神社の境内で影絵の鬼ごっこが始まりました。
陽が暮れた頃には残念ながら雨が降り始めたので、宿泊場所に戻って窓ガラスに写してみると、これがすごく幻想的で怪しい感じです。
路地裏に入ったらこんな映像が突然写っていたら、さぞかしびっくりすることでしょう。
次の日になったら、とてもいい天気!富士山がよく見えました。
郷土史家の武藤啓子さんのお宅におじゃまして、西桂町の昔話や歴史の話をうかがいました。
古い家に必ずある三角形の飾り物「ひいち」という名前だそうです。
火事のお守りだとも、富士山を形どったとも、いろいろないわれがあるそうです。
そのあと、織物工場の「武藤株式会社」を見学させていただきました。
機織の機械の音が心地よく響いて、機械が布を織っていました。
西桂は織物産業が盛んな町です。
いろいろな種類の布製品や、そこに加工を施した製品などを直接触らせていただきながら、説明していただきました。
この1泊二日の旅を12月の公演に向けてこれから作品に仕上げていきます。
お世話になった皆様、ありがとうございました。