東京造形大学 大学院 Hachioji影絵プロジェクト
2018年度・影絵公演『狼森と雪女』
東京造形大学大学院Hachioji影絵プロジェクトは、2007年度から始まった社会連携を目標におく授業です。このプロジェクトでは、江戸時代に興った伝統芸能「写し絵」を研究対象としながら、さらに光と影を使った幅広い表現として「影絵」をとらえた活動を続けています。
今年度の作品では、「狼森と雪女」(おおかみもりとゆきおんな)という演目の公演をいたします。
雪女のお話は、「怪談」で有名な小泉八雲原作にあるものを原典としました。そのお話の採集にあたり小泉八雲は、青梅の古老から雪女の話しを聞きました。
そこで、我々はそのお話の舞台となった青梅市内や御岳山を訪れ、現代版雪女の物語を作りました。
青梅には、今も街道筋に古くからの町並みが残っています。多摩川を遡れば森が深まり、御岳山には神社を中心にした信仰の天空集落があり、古くからの時間が色濃く残る町です。
歴史的時空を超えて、現代版の雪女がどのように写し出されるか御期待ください。
授業担当:中里和人・首藤幹夫
2018年12月9日(日)
会場 ギャラリー 繭蔵
住所 東京都青梅市西分町3-127
参加費無料
15:00〜16:00
ワークショップ(小学生以上対象)
会場:ダイニング 繭蔵
種板(影絵上演で使用するスライド)に絵を描くワークショップです。描いた絵が影絵作品に登場します。(参加費無料・絵は持ち帰れます)
16:00〜17:00
影絵公演
会場:ギャラリー 繭蔵
音楽:大野慎矢
声:加藤亜依
影絵プロジェクトメンバー
謝 於辛、肖 家奇、張 ソカン、劉 欣暢、王 澤鈴、祁 嘉文、顧 夢テイ、黄 哲、酒 東琪、周 沛彦、趙 嘉豪、張 暁露、陳 クンリン、馬 偲偲、李 玉瑩、劉 暁帆、徐 鵬程
協力:ダイニング&ギャラリー 繭蔵