「にじむ青」公演レポート(前編)

2015年11月6日、7日に影絵作品「にじむ青」の地方公演を行いました。この記事はその記録の前編です。

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八王子から電車で月江寺駅までの小旅行。この日は快晴で富士山がとてもよく見えました。

月江劇場公演

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富士吉田の町を散策してのんびりした後、まずは月江劇場にて詩人の遠山衛さん(右)、音楽の中楯純さん(左)とのリハーサルです。抽象班の学生が遠山さんの朗読している詩を聴いてどんな作品を映すのか検討をしました。

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この写真は抽象班のリハーサルの様子。今回、抽象班は3面の小さなスクリーンを用意し、そこで展開するという新しい試みを行いました。そのマルチスクリーンに詩を読む遠山さんの姿が影で登場します。

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ほぼ席が埋まるほど、たくさんのお客さんが来てくださいました。

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物語班、抽象班の順番で公演をおこないました。写真の物語班のクラゲはリアルな動きを表現するために何度も練習しました。抽象班では、最初に大きなスクリーンの裏側で詩を読んでいただき、詩の終わりと同時にスクリーンを落とす演出を考えました。

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月江劇場でのワークショップの様子。
スクリーンの材質や光源のことなど、かなり専門的な質問が出たのが印象的でした。
このワークショップを行っている間に半分の学生が次の公演場所であるSARUYAで準備を行いました。

SARUYA公演

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SARUYAの入り口。1階のロビーが今回の公演場所です。
公演までの時間が少なく、準備が大変でした。セッティングが終わるとすでに開場時間でリハーサルは行えず、そのまま本番になりました。

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SARUYAの赤松さん。地域おこし協力隊に参加することで、富士吉田には安い宿が少ないと気づき、4ヶ月前にhostel&salon SARUYAを立ち上げたそうです。
SARUYAのリンク

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公演中の写真。お客さんは立ち見が出るほどの満員状態でした。

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抽象班の公演の様子。抽象班は月江劇場とは違う作品を映しました。

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スクリーンの前で自己紹介と、抽象班が何を映していたのかの説明をしました。意外なものを風呂(映写機)に入れて映しました。

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ワークショップの様子です。みなさん興味を持って風呂を触ってくださいました。

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たくさんの方々に参加していただき、楽しい打ち上げです。
この宴では地元の方々とさまざまな話ができ、有意義な地域との交流ができました。

写真:セン・インハン、島田洋恵、宮澤唯、首藤幹夫

後編に続く